「妻のいとこ 情炎に流されて」☆☆☆
監督:荒木太郎
脚本:三上紗恵子 荒木太郎
出演:平沢里菜子 里見瑤子 愛川京香 支那海東 安田憲明 丘尚輝 淡島小鞠 内山太郎
昔は青年実業家として第一線でバリバリ働いていたものの、今は仕事も辞め妻の稼ぎで暮らしなが
らどぶろくの研究をしている小実晶 。そんな小実晶のもとを頻繁に訪れる知里子は妻 みつ子のイトコだったが、かつて訪れた南の島で出会った現地の美少女と瓜ふたつであった。全く無防備に若い魅力を撒き散らす知里子に小実晶は惑わされながらもあの少女の面影を見ていた。ある日知里子と小実晶が乗ったボートが嵐にあい、二人は海岸に打ち上げられる。
こうして振り返ってみると、どういう話だったのかいまいち思い出せない。(^^;) もちろん話の筋や場面場面の映像もまだよく覚えてはいるんだけど、結局何がどういう意味があって、何が変わったんだったっけ? 若くて魅力的な娘に感化されて生きる力を取り戻し、妻への愛を再認識する話だったのかな。
なぜこんなふうにとっちらかってしまったかというと、話そのものよりも、やたら濡れ場に力が入っているからなのよ。とにかく濡れ場が長い。濡れ場を丁寧に楽しいものと描くのは荒木監督のいつもながらのスタイルなのですが、今回は多少抑えても良かったかも。中盤のほとんどストーリー的には意味のない知里子とその彼氏のからみですらたっぷり10分はあろうかという濃厚ぶり。10分は長すぎで本当はたぶん5分くらいかもしれないけど、実際そのくらいに感じたのだ。ピンクなので当然なことではありますが、それでも長く感じました。多少イライラ。
まあそもそもピンクの楽しみ方って、エロかストーリーかなんだけど、劇場の大半を占めるおっちゃんおじいちゃんにとってはエロ99%だもんね。だからサービスとしては正しいのよね。でも僕のようなエロ80%(←80かよ)の人には、あそこまでの必要はないのだ。
ただ流された海岸で小実晶が知里子に襲いかかるシーンは二人が共にパニックでワケが分からなくなっている様子がよかった。ことが済んだ後の二人の様子も面白いし。だから流されてからがもう少し長くても良かったかな。
主演の平沢里菜子さんはちょっと小沢真珠似。キレイだけどこういう奔放少女が合っているかは微妙。しかしあんなふうにミニスカートで四つんばいになってむこう向いたり、薄地のシャツで仰向けに寝転がられたりした日にゃあ、、、もしかしたら人生終わるね。(笑)
(静岡小劇場)
2007.4.22
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