監督:二階 健
脚本:二階 健
出演:栗山千明 成宮寛貴 黒川智花 落合扶樹 伊藤 歩 富田靖子 うじきつよし HYDE
恋人と分かれて傷心に沈む少女がなぜか子供のころから知っていた音楽に導びかれ、ある不思議な青年と出会う。その青年に心惹かれる少女。しかし彼女は事故に遭い、そこから時空を超えた幻想的なラブストーリーが始まる。
人気少女漫画が原作ということでしたが、その内容を全く知らなかったので僕にとっては意外な展開でそれがとても面白かったです。ファンタジックというよりはメルヘンチックなお話。主人公の女の子のキャラクターから言っても、その因縁めいた過去の出来事においても、本当に恥ずかしくなるくらいメルヘンチック。でも嫌味に感じないのは、それが一貫しているからと、映像の美しさ、衣装の煌びやかさ、演技の瑞々しさなどがうまく融合しているからでしょう。メルヘンなので設定は日常性が皆無ですが、それでもこの世界観の中では破綻していないし、謎解きめいた展開を引っ張るだけの説得力もあります。
最初は恋人同士の痴話話かと思って観はじめたのですが、不思議な洋館で謎めいた青年が出てきた所あたりから雰囲気が変わって、事故の後でがらっと展開が変わったのにも驚きました。気持ちよく僕を裏切ってくれた感じ。
ダメな人にはダメでしょうが、僕には新鮮でした。好きです。
栗山千明さんは確かに初めてといっていい普通の少女。といっても決して普通ではなく、恥ずかしいほどに恋愛に一直線。少女趣味丸出しの中学生くらいの女の子が、将来あんな風になりたいって思うようなタイプなのかね。それとも女の子に幻想抱きまくりの高校生くらいの男の子が、将来あんな子とお付き合いしたいと憧れちゃうようなタイプなのかね。(^^;)
それにしても伊藤歩さんは相変わらず可愛いなあ。
2004.10