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「紙屋悦子の青春」☆☆☆☆

監督:黒木和雄
脚本:黒木和雄 山田英樹
出演:原田知世 永瀬正敏 松岡俊介 本上まなみ 小林 薫

 終戦間際の鹿児島に兄夫婦と暮らす紙屋悦子のもとに縁談の話が来る。相手は一目見て悦子を気に入ったと言う永與であったが、彼を導いたのは悦子が密かに思いを寄せる明石で、二人は親友であった。お見合いの日、兄夫婦は兄の仕事の都合で外出し、悦子は一人で彼ら二人を出迎える。

 面白かったです。ワンカットワンカットが非常に長いものが多く、セリフとシチュエーションの面白さでどんどん惹きこまれていくのが素晴らしい。元々は戯曲で舞台で演じられることを前提としている(実際に舞台があったのかな)物語だそうで、ほぼ固定カメラで出演者のじっくりした演技で笑わせて泣かせるいい映画でした。大満足。

 最高なのはお見合いのシーンだね。見事な3人の”間”にハラハラドキドキしてしまう。永瀬くん、そこで帰ろうとしたらダメだよ。(笑)

 原田知世さんや永瀬正敏さん、小林薫さんのようなキャリアも実績もある演技陣は安心して永回しでも見ていられて素晴らしいんだけど、失礼ながら本庄まなみさんがあれだけしっかりした演技が出来る人だとは思ってなかったので彼女には本当に感心してしまいました。
 それにしても40歳の永瀬くん、3X歳(^^;)の原田さん、幾つの役なのかよく分からないけど、たぶん20代前半だよね? 正直違和感なくてビックリ!

 ちょっとおはぎが食べたくなりました。(笑)

 黒木監督には謹んでご冥福をお祈りします。

2006.12.1


 

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