「いらっしゃいませ、患者さま。」☆☆☆
監督:原 隆仁
脚本:真崎 慎 川崎いづみ 山口正太
出演:渡部篤郎 原沙知絵 渡辺えり子 石橋蓮司 大友康平 藤岡 弘 石原良純 板谷由夏 菅野みずき 佐藤康恵 田中千代 松重 豊 村田 充 原 史奈 津田寛治 梨花 小日向文世 田山涼成 六平直政 螢雪次朗 有薗芳記 木下ほうか 池内博之 篠原ともえ さとう珠緒
借金から経営難に陥り、医者も看護士もどんどんと辞めていく病院だったが、風俗王と呼ばれた男が入院し経営にアドバイスをし始めたことからサービス重視の異色の病院として生まれ変わる。
って上記も前半だけだったら去年のJホラー「感染」にかなり近いね。でももちろん完全に中身は180度違うんだけどさ。
ギャグのレベルは小学生級。子供たちが喜んでゲラゲラ笑うような、これはこれでまあ頭使わずに楽しめるような描写(救急車の急ドリフトとか患者を横一列に並べてチャカチャカと一気に診察とか)が多く、あまり真剣に観ちゃいけんなあと思わせる内容。ただ内容が小学生レベルでありながら、風俗王プロデュースの裸のお姉ちゃんのショーとかバリウム口移しなどのアダルティックなサービスはちょっと小学生には見せられないので、ちょっとアンバランスな印象も受けますね。頭が小学生で身体が大人という私のような人向けの映画なのかもしれません。(^^;)
だいたいあんな突拍子もないサービスの病院が患者に受け入れられて繁盛してしまうんだからリアリティは2の次3の次。看護婦指名制のような大人向けサービスと着ぐるみや病院内探検のような子供向けサービスが同居してどちらにも受けてしまうなんてありえないじゃない。あんな病院に子供を連れていく母親がいるかいな。それ以前に女の人は行かんだろう。
つまりはただただその場その場の面白さを連発しているだけの娯楽フィルムで、大人の観賞にも耐えられるシチュエーションコメディの傑作と言うポジションは、もう最初から放棄しているような感じですね。だからまあ、本当にその場だけの笑いを求めるには悪くない映画ではありました。ほとんど何も残りません。ただクライマックスの手術シーンの緊迫感はなかなかでした。この辺はうまかったですね。
しかし二人一緒にCTに入っていく同伴サービスはものすごいなあ。絶対まともな検査結果は出ないって。(^^;)
2005.6.5
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