「感染列島」☆☆☆
監督:瀬々敬久
脚本:瀬々敬久
出演:妻夫木聡 檀れい 国仲涼子 田中裕二 池脇千鶴 カンニング竹山 佐藤浩市 藤竜也 金田明夫 光石研 キムラ緑子 嶋田久作 正名僕蔵 ダンテ・カーヴァー 馬渕英俚可 小松彩夏 三浦アキフミ 夏緒 太賀
ある日救命救急医・松岡が診察した患者は軽い症状で様子を見れば簡単に治ると思われた。しかし翌日再び病院に運び込まれたその患者は短時間で急激に症状が進み命を落とす。やがて同じ症状を示す患者が爆発的に増えていく。それは今まで誰も見たことのない新種のウィルスによるものであった。
ちょっと難を言えば、感染の広がり方がいまひとつピンと来ないこと。映画の前半で病院に患者が殺到する描写はもうほとんどこの世の終わりのごとくの地獄絵図なのだけど、まだその時点では感染者は全国で1000人程度。ってことはほとんどその地域だけですか? って思ってたらあっという間に全国規模に的な描写。でもまだテロップでは数千人。描写に人数が追いついて行ってないイメージ。
ところがいつのまにか感染者は数百万人規模へ。だとすると感染者がいる地域はもうほとんど全員が感染済みの雰囲気ではないか? 何千人もの患者と触れ合う医者や看護師が何ヶ月間も平気と言うのはどうも実感がわかないよね。何で平気なんだ、あの人たちは、と思う。あの人たちが感染しないくらいの確率であれば、何百万人もの患者は出てこないと思うんだけどね。
と、これはすべて印象の話。実際にあんな患者数の出てくる感染症はまだ出会ったことがないので正直よく分からないのです。病気の蔓延が理由であんな町が荒れ果てて道の真ん中で車がひっくり返ったまま放置されているような状況に本当になっちゃうのかね。元気な医者がいるなら元気な役人や元気な警官、元気な作業員もいっぱいいるでしょ? ひっくり返った車くらい片付けられるでしょうに。って思うけど、これも印象。
だからそういった僕らの印象を崩すにはもう少し説得性を持って描写しないとやっぱアカンかなとちょっと思う。
ただああ言った状況に陥った中でのそれに立ち向かった人たちのドラマとしてはそこそこ感動できて満足です。爆笑の田中さんに泣かされるとは思わなかったなあ。しかも嫁が国仲涼子さんとは。(笑) カンニング竹山さんのエピソードとか興味深いし、池脇千鶴さんの姿も印象的です。
で、やっぱりあのウィルスって、どっかのカリスマ教祖が作ったの?
(MOVIX清水)
2009.2.11
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