監督:両沢和幸
脚本:両沢和幸
出演:岡田浩暉 野波麻帆 梨花 大森暁美 井川比佐志 奥山佳恵 池内万作
かつては大ヒットバンドだったが、ここ1年新曲を出せずに人気も下降気味。ついにはレコード会社からは契約解除を宣告された。バンドの中心だったボーカル担当は気分転換をかねて故郷にもどるが、実家の工場は経営難、父親は体調を崩して入院中。彼は故郷で何をつかみ、どういう選択をするのか。
雰囲気は好き。最初はギスギスしていた青年が、田舎で家族や昔の仲間と接するうち、自分のしたいことすべきことが見えていき成長してく様は、まあほぼ型どおり。でもその型どおりの展開が充分に楽しめる良質な映画ではないかと思います。 最後の選択はいまひとつ正しいのか分からないとか、ヒット歌手だったんだから多少のお金は持っているだろうとか、最初のギスギス感は田舎に帰ったとたんに消え去ってしまったように見えるとか、多少の気に入らない点はあれど。スクラップブックのシーンで泣かされたり、仲間たちと歌い騒ぐシーンは生き生きとしていてその輪の中に入りたくなるとか、好きなシーンもあります。悪くはないですね。