「コクリコ坂から」☆☆☆☆
監督:宮崎吾朗
脚本:宮崎駿 丹羽圭子
出演(声):長澤まさみ 岡田准一 竹下景子 石田ゆり子 柊瑠美 風吹ジュン 内藤剛志 風間俊介 大森南朋 香川照之 白石晴香 小林翼
1963年の横浜、高校2年生の松崎海は下宿屋を手伝いながら元気に暮らしている。海は父親を海で亡くしており、毎日海に向かって旗を掲げるのを日課としていた。海は同じ高校に通う新聞部の部長の風間俊に出会い、好意を持つ。
1960年代の青春映画ですから僕が懐かしがるような年代の話ではありません。しかしやっぱり懐かしい。そしてとても惹きつけられる映画でした。幻想的ではないのに夢にあふれているのが素晴らしい。 あの頃に青春時代を過ごした人であったなら、さらに素晴らしく感じるのか。それとも僕くらいの、監督と同世代の人間だから懐かしく思うのか。とりあえず一緒に観た小学生の娘はあまり面白くなったようだから、子供向けではないのでしょう。 好きなのは古き良き建造物であるカルチェラタンに対する学生たちの想い。そこに集う高校生たちにとって、どれだけ大切なものかは明らかだし、それを守るためにいろいろな面で知恵と身体を総動員する少年少女たちがとても好きです。主人公たちの恋愛模様も気持ちがよかったけど、若い世代の熱情的なものが見ていてとても嬉しかったです。
しかし配給側はネタバレではないと思って流しているんだろうけど、あれは充分ネタバレの予告編でした。ネタバレ嫌いの僕としては、観たくなかったよ。
(静岡東宝)
2011.8.25
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