監督:阪本順治
脚本:荒井晴彦
出演:佐藤浩市 キム・ガプス チェ・イルファ 筒井道隆 原田芳雄 香川照之
ほとんど使ったことのない言葉ですが、こういうのを「骨太な」映画と言うのでしょうかね。(^^;)
70年代に実際に起こった、現韓国大統領の金大中氏の拉致事件。相変わらず歴史に疎い私(^^;)としては「そんなこともあったんだなあ」というほどなじみの無かった題材で、ここに描かれていることのうち、どこまでが事実でどこからが推測で、どのあたりが完全なる確信的フィクションなのか、全く分かりません。主演の佐藤浩市さんにあたる日本人は、実在するのでしょうか。
適度に面白く、適度に緊張感も合って、おそらくは高く評価される映画ではないかと思います。拉致されてからの展開の緊迫感はなかなかなものだし、日韓米間の政治的なやり取りもなかなか興味深く面白い。政治や歴史に興味の深い人は観て損の無い映画でしょう。
でも僕にはちょっと馴染めなかった部分も。特に佐藤さんの心情にはついて行けなかったです。何を考えて行動したのか、よく分からなかったです。あの女性のどこに惹かれたのか、とか。このあたりがもう少し分かれば、もっと入って行けた映画だったように思います。残念。