監督:水島 努
脚本:原 恵一 水島 努
出演:しんのすけ ひまわり ひろし みさえ
監督も変わり前2作(「オトナ帝国」&「戦国大合戦」)のような感動路線でないのはあらかじめ伝えられていたし、あの2本を基準点にしてしまったらもうどんな映画版も作れなくなっちゃうだろうから、今回のような基本ギャグ路線への回帰はいいと思います。実際のところ子供達の反応はここ数年では一番よかったように思います。みんな楽しそうでした。
僕も今回は最初から肩の力を抜いて、単に笑えればいいなと思って観に行きました。そしてもちろん充分楽しんで観れました。
難を言えばいくつかあるけどね。例えば敵の組織の仕組みや目的がいまひとつよく分からないとか、あんな騒動になった野原家が今後どうやって過ごしていくのかとか、表題のヤキニクが話の筋には実はほとんど何の関係もないとかさ。でもいいよ、今回は。楽しかったから。今回は笑えて楽しめた。それだけで間違いなく合格点です。
なんてちょっと優しい気持ちなのはやっぱり前作があったからだよね。あれだけのものを見せてくれた後だから、もうこのシリーズの価値は今までの実績で充分限界点まで達しているのだ。それが今回の評価に影響しているのはちょっと否めないかも。
ちょっとした感動点としては、しんちゃんが初めて自転車に乗ったり、ひまわりが二本の足で歩いたりするところ(これ気がつかない人もいるかも)。もちろん父ちゃん母ちゃんの愛情あふれる大活躍も見所よね。その他みんなで劇画調になってみたり、子供達がジェットコースターで大立ち回りしたりするところは本当に楽しかったです。いいんじゃないでしょうかね。