「ララピポ」☆☆
監督:宮野雅之
脚本:中島哲也
出演:成宮寛貴 村上知子 中村ゆり 吉村崇 浜田マリ 皆川猿時
栗野健治は23才の風俗専門のスカウトマン。杉山博は32才の売れないフリーライター。玉木小百合は26才のアニメ声優志望の女だが実はデブ専の裏DVD女優。トモコはデパートに勤務する20才だったが栗野スカウトされ風俗店で働くようになった。カラオケボックスで働く青柳光一は26才のSFオタク青年。佐藤良枝は43才の人妻だったが熟女系AV女優の仕事を始めていた。
なあんか不愉快なんだよね。人の不幸は蜜の味とも言うけれど、やはりそれを可笑しく思いながら見るだけではいられません。どいつもこいつも自分では考えられない行動をするし、だましだまされながら不幸の中心に自ら入っていこうとするような人々の姿に何一つ共感できるわけでもなく、最初のうちは多少は感じた新鮮味も中盤以降は違和感へと変わってあとはうざったいばかり。本当に不愉快。
人生の底辺から這い上がっていこうとする話ならともかく、人生の底辺で生きていくだけの人たちの話はやはり面白くもなんともないんですね。たぶんひとりひとりのエピソードだけ見ればそんなに不愉快でもないのかもしれないけど、こうしてひたすら並べられると何倍にも不愉快になってしまう。
ああ、何から書き始めても不愉快に行き着いてしまう。もういいや。村上知子さんの話だけ少し面白かったです。
(静岡シネギャラリー)
2009.5.13
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