「まだらの少女」☆☆☆
監督:井口昇
脚本:小中千昭
出演:中村有沙 成海璃子 田中美奈子 嶋田久作 鈴木理子 中原翔子
夏休みに田舎の親戚の家を訪れた小学生の弓子。しかし村の人々は彼女を奇異の目で見つめていた。彼女は同じ歳の従姉妹の京子と仲良くなるが、彼女に連れられ訪れた旧家屋で不気味なヘビの化け物に襲われる幻想に巻込まれる。
楳図かずおの恐怖劇場のうちの一本。ビデオ撮り一時間以内のマイナー企画なのでそれなりの予算で作られているということは間違いなく、ヘビ少女の造形などは気合いが入っているようないないようなマスクっぷりなのですが、それでもそれがさほど気にならないのはその出し方、映し方がうまいからでしょう。化け物がせまってくる描写はそこそこ恐いし、得体の知れない事態がせまりくる雰囲気は悪くない感じ。
ただちょっとラストはヌルイ感じもしちゃうかな。このへん原作通りなのでしょうか。
原作は何十年も前に描かれているらしい。でもここではパソコンやインターネット、携帯電話なども登場する現代を舞台にしているんだけど、実のところ全然違和感なし。その他どの程度の変更点があるかは分かりませんが、楳図かずおの過去の原作漫画が現代でも十分通用するということなのかもしれません。
井口監督は気になっていながらもなかなか観ることのできない監督でした。そのあまりにもマイナー臭の強いラインナップ(笑)が地元静岡で上映されるわけがないですからね。今回初めてDVDをレンタルして観ることができました。まあなかなかいい感じかも。別の映画も観てみたいです。
2006.3.11
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