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by はる
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2004年5月以降 人目のご訪問者です。('96.8〜'04.05・・・130,000人位)

「祭りの準備」☆☆☆☆

監督:黒木和雄
脚本:中島丈博
出演:江藤潤 馬渕晴子 ハナ肇 浜村純 竹下景子 原田芳雄 石山雄大 杉本美樹 桂木梨江 三戸部スエ 湯沢勉 原知佐子 絵沢萠子 真山知子 阿藤海 森本レオ 斉藤真 芹明香 犬塚弘

  
 公式サイト

 高知県中村市に住む二十歳の沖楯男は信用金庫で働いているが、東京に出てシナリオ作家になることを夢見ていた。彼は幼馴染の涼子を秘かに想っていたが彼女にはその気はないらしい。ある日楯男の隣の中島一家の末娘タマミがクスリ中毒で少しオカシクなって大阪から帰って来た。数カ月後、タマミが妊娠する。

 実はこの映画のことはタイトル以外内容も含めてほとんど何も知りませんでした。だから話にほとんど絡んでこないのに主人公が脚本を書いていたりする意味が分からなかったし、描かれているのは制作された75年頃の現代劇かと思って観ていました。あとから調べたら脚本の中島丈博さんの自伝的ストーリーで50年代らしいですね。観終わって納得。僕はなるべく情報をカットするほうですが、やはり最小限の情報くらいは仕入れておいたほうがいいのかな。まあこんな30年も昔の映画でなければそのくらいはイヤでも入ってくるんだろうけど。

 というくらいマッサラな状態で観始めたわけですが、主人公の日常を淡々と描いている最初の30分くらいは本当につまらなくて、これは典型的な70年代不機嫌青春雑話かと思ってたのですが、少しして帰ってきたとなりの娘のタマミが出てきた辺りから俄然おもしろくなってきました。この彼女にまつわるエピソードは衝撃的で、人知を越えるが如き怒濤の展開を向かえるのですが、これが本当に面白かった。というか本当に驚いた。まさかあんなことになるなんて!

 主人公と彼が恋した幼なじみの彼女(若き日の竹下景子さん)の話も最初は全然面白くなりそうもなかったのに一旦離れたあとに現れた竹下さんの変貌ぶりには笑わせていただきました。過ぎたるは及ばざるがごとし。

 ということでナニゲにそこそこ楽しんで観てしまうことができました。

(TV)

2008.7.26