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by はる
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2004年5月以降 人目のご訪問者です。('96.8〜'04.05・・・130,000人位)

「少年メリケンサック」☆☆☆

監督:宮藤官九郎
脚本:宮藤官九郎
出演:宮崎あおい 佐藤浩市 木村祐一 田口トモロヲ 三宅弘城 勝地涼 ユースケ・サンタマリア ピエール瀧 田辺誠一 哀川翔 烏丸せつこ 中村敦夫 峯田和伸 佐藤智仁 波岡一喜 石田法嗣 犬塚弘 遠藤ミチロウ 日影晃 仲野茂 細川徹 UG チン中村 村井守 安孫子真哉 星野源 田中馨 伊藤大地 浜野謙太 広岡由里子 池津祥子 児玉絹世 水崎綾女 永岡卓也 インディ高橋 森本ゆうこ

 レコード会社の契約社員のかんなは、ネット上で見つけたバンド”少年メリケンサック”を社長に報告したところ、至急コンタクトを取るよう命じられる。しかしそのネットで見た映像は25年前のもので、連絡を取って会ったのはいまはもう引退してくすんだ生活をしているオヤジたちだった。それを知らない社長はトントン拍子に売り出しの手筈を整えて、全国ツアーの予定を組んでしまう。

 まあ面白いんだけど、その面白さの94.7%位はあの真面目で大人しい雰囲気の宮崎あおい嬢が変な顔して弾けてはしゃいで泣いて笑って恋人にデレデレしておっぱい触られて蹴飛ばされてあんなものまで投げつけられてボーゼンと歩いたりしているその姿がおかしいってことに尽きてしまいますね。あとは木村祐一さんとその若い頃を演じた波岡一喜さんが妙に似ているってのが3%くらい、あとはテレビで最後に歌ったときの歌詞とか、その他細かいギャグで残りの数%だな。話は全然面白くないもの。
 だいたいあんなネットの数分間の映像だけで本人たちに会いもせず、演奏も聴きもせずにあんなビッグプロジェクトが進んでいくなんてありえないじゃない。歌詞のチェックのナシにテレビ出演とか。って言いっこなし? 僕には気になって仕方のないことですけどね。そーゆーありえないことを前提と置くのであれば、25年たった彼らのことを観客が受け入れられないと言うような、当然なことを当然のまま描くのも逆におかしいくらい。そこはよくてこれはダメと言う線引きができていないのよ。例えば宮崎さんかユースケさんが過去に天才的なひらめきで同じように確認もせずに大スターを育てちゃってた実績があるとか、映像は今現在のほかの若いバンドで音源だけは過去のものがかぶさってたのをその若い連中がツアーの段階になって本当のことを告白して逃げたとか、なんでもいいからもう少し説得力のある導入があると違うと思うんですけどね。

 あと最初のところのあおい嬢の心理が全くよく分からなかったんですが、あれはもう最後の日だから好きでもないものをいい加減に選んでサヨウナラしようとしたってことですか?

(静岡ミラノ)

2009.3.4