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by はる
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「長い散歩」☆☆☆

監督:奥田瑛ニ
脚本:桃山さくら 山室有紀子
出演:緒形拳 杉浦花菜 高岡早紀 松田翔太 木内みどり 原田貴和子 大橋智和 山田昌 津川雅彦 奥田瑛ニ 

 安田松太郎は高校の校長を務めていたが、定年退職を機に一人で郊外のアパートに引っ越して来た。淡々とした生活を送る松太郎だったが、隣に住む幼い少女が水商売の母親から虐待を受けていると知る。ある日意を決した松太郎はその少女、サチを助け出し共に旅に出る。それは自らの人生の忘れ物を探す旅でもあった。そして警察は誘拐事件として二人を追い始めていた。

 やはりいろいろと腹が立つ。サチに対する母親のあんまりな扱いにむかむかむかかむか〜〜〜とくるのは基本として、明らかに弱者であるサチを救い出したが法律上は犯罪者であの母親が被害者であるという矛盾にもやはり腹がたつ。世の中何が正しくて何が間違っているのでしょうか。ついでに言えば松太郎の行動も、本当に正しいのかと言えば少し自信がない。サチを助け出すのが目的であればもっとほかの良い方法もあるでしょう。サチをだしに、自分の勝手な苦しみを昇華しようとしているだけにも思えてしまう。あんな幼い少女をあんな山登りに連れてっても大丈夫なのかい?
 ただやはり苦しみだけしか持ってなかったサチがその旅で喜びや楽しみを掴んでいく様子はちょっと心動かされちゃう。やっぱり何が正しいのか良く分からないのだ。
 ところで松田翔太くんのエピソードの意味は? これもイマイチ分からないんだけど。(^^;)
 あとラストがちょっと物足りない。あの後どうなるのか知りたいよ。

 奥田瑛二さんはなかなかオーソドックスにいい映画を撮る。話は判断に苦しみ怒りも覚えてしまったりもするけど、映画としての作りはしっかりとしたもんだ。次も観るよ。

 それにしても高岡早紀さんはすっかりこーゆー自堕落っぽく色っぽい熟女が型にはまるようになっちゃったね。「CFガール」とかもう一度観てみたいものだ。(笑)
 あと緒形拳さんの娘役が原田貴和子さんだったのにびっくり。なんか凄く久しぶりではない?

2007.1.31


 

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