わざとなんだとは思うのだけど、セリフがみんなほぼ棒読みなのは僕には違和感で、それがまず気になってしまったのがひとつ。雪子をはじめとする、少年少女達のキャラクタに多少の気恥ずかしさを感じてしまったのもひとつ。モチーフになっているとはいえ、タイトル曲の歌詞をセリフに組みこむのに多少無理を感じてしまったのも一つ。そんな細かいことたちが気になって気持ちが入って行けなかったのは、とても残念でした。
過去につながる電話のようなファンタジックな設定がないとはいえ、話の展開や雰囲気としては「告別」にかなり似ている気がしますね。どちらも中年男性が過去を振り返り今後の自己を見つめ直すお話。僕自身ももうしばらくするとこれらの主人公に近い年齢になっていくでしょう。僕もあんなふうに昔好きだった娘なんかをしみじみ思い出していくことになるのでしょうか。
オープニングの伊勢正三さんの歌声は新鮮でなかなかよかったです。あれは今回のために歌って下さったのでしょうか? それとも過去の映像?
あと反田孝幸君が成長してベンガルさんになるというのは、ナイスキャスティング!