監督:荻庭貞明
脚本:友松直之
出演:岩城洸一 長門裕之 鶴見辰吾 大和武史
特別出来がいいわけでも話がめちゃくちゃ面白いわけでもないのですけど、なんか観ててニコニコしてしまう怪篇。ヤクザ同士の抗争&仇討ちものですが、なんせ敵対するのが"吉良組"と"浅野組"だし(笑)。そして主役の名前
は"大石蔵人"だ〜。大石たち仇討ち組はサラリーマン等に身を窶して敵を欺きその時を待ちます。もう完璧にベタベタの設定。ここまでやってくれると妙にうれしい。しかし後半、微妙に独自の道を歩き出します。最初は47人いたのでしょうか。しかし仇討ちを待つ1年の間に彼らの環境は大きく変わります。仇討ちに参加できない人たちが1人抜け、また1人抜け最後には、、、1人というわけではありませんが、あらこんなに少なくなってしまいました。残った彼らを見つめる参加できなかった仲間たちの目が、ちょっと感動的で泣けました。
不満だった点。仇討ちの方法も屋敷におしかけるのではない。これはこれでいいのだけど、このシーンはいまいち盛り上がりに欠ける展開でした。やはり小人数でありながら強行突破の大活劇が観たかったな。偶然居合わせた刑事が彼らを見逃す検問のシーンも余計。ちょっとしらけました。
でもまあ、僕はこの映画が好きです。こーゆーのもいいんじゃないでしょうか。こんなふうに誰も知らない埋もれまくってる(^^;)映画でこういうのを見つけると結構うれしいです。