「ねらわれた学園」


監督:清水厚
脚本:佐藤嗣麻子
出演:村田和美 佐伯日菜子 柏原収史 大田有美 星野あずさ

 「エコエコアザラク」シリーズの佐藤嗣麻子監督による脚本ということで期待していたのだけど、ちょっと残念な作りでした。ホラーっぽく作ってあるようだけど全く怖くないし、話の進め方も単調でいまひとつ入っていけません。
 生徒会長は目的をもって生徒たちを消しているんだけど、最初は少しづつで最後の方には一気に消し去ろうとする。後半にみせたあれだけの能力があるのなら校内パトロールなんて言うまわりくどいことしないで、最初から一気に消すことも無理なく出来るはずです。それをしなかった理由がわかりませんでした。
 佐伯日菜子さんはその風貌にあった(と言うと失礼かな)ミステリアスで迫力のある存在感を示したのだけど、他の出演者たちの演技には今ひとつ乗り切れませんでしたね。こういった映画は若いパワーに支えられれば救いになるはずなのに。
 完璧な余談ですけど、柏原収史くんがからむ図書館や自転車置き場のシチュエーションは「Love Letter」の兄、柏原崇くんを思いださせました。意識してるんじゃないかな。
 でもまあ、面白い映画ではないけど、主演の娘も可愛いし、アイドル物としてはある意味合格かも。