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by はる
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2004年5月以降 人目のご訪問者です。('96.8〜'04.05・・・130,000人位)

「同じ月を見ている」☆☆☆

監督:深作健太
脚本:森淳一
出演:窪塚洋介 エディソン・チャン 黒木メイサ 山本太郎 松尾スズキ 岸田今日子

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 心臓病の恋人エリを治すために医者を目指している研修医の鉄矢の元に、服役中の幼馴染のドンが出所間近でありながら脱走したという連絡が入る。子供の頃から共に時を過ごした3人だったが、ドンは7年前にエリの父親が死ぬ原因となった火事を起こしたとして逮捕されていた。

 いろいろ気になるところはあれど、それでも不覚にもちょっと涙してしまいました。誰よりも激しい心情を胸に秘めていながら、何よりも相手のことを思いやり、自分の気持ちは極限まで押さえ込んで生きてきたドンの姿に心打たれてしまうからです。とことんまで弱さをひけらかしていやな奴であり続ける鉄矢や、実はドンのことを愛しているのではと思わせながらその気持ちに気づこうともしないエリにくらべて、なんてドンの奥深く印象強いこと。演じた エディソン・チャンの熱演、好演もあってこの上ないインパクトで心に染み込んできてしまいました。ドンにつきますね。
 原作ではドンが主人公で、本来なら窪塚君がドンを演じる予定だったらしい。しかし単なる思い付きで窪塚君が鉄矢を演じ、主人公もそのまま鉄矢へと変更されたらしいです。原作ファンがどう観るかは分かりませんが、僕はこういうアレンジはこれはこれで面白いと思います。そういうことであれば原作も読んでみたいと思うし。

 久しぶりの窪塚君はエディソン・チャンに上手出し投げで完敗という感じ。ただし結構いやな奴の鉄矢が本当にいやな奴に見えてくるのでこれはこれでうまいのかなあと思います。最近売り出し中で注目を集めている弟君に負けてられないものね。
 黒木さんは役柄自体に存在感ないのがかわいそう。あれじゃあ特に彼女である必要性はないもんね。17歳でしょ? むしろ情事のあとのリアルさを出せる程度の、せいぜい20歳過ぎの女優さんを使ったほうがよかったんではないかな。
 そんな中で一番の儲け役は山本太郎さんでしょうかね。あと子役の3人はよかった。

2005.12.19


 

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