「音符と昆布」☆☆
監督:井上春生
脚本:井上春生
出演:池脇千鶴 市川由衣 石川伸一郎 島田律子 宇崎竜童
ある日もものもとに自分の姉を名乗る女かりんが現れる。彼女はどうも本当に幼いころに別れた母親が育てていた自分の姉らしいが、ももはその存在すら全く知らずに育ってきた。ふたりは同居することになるが、かりんはアスペルガー症候群という心の障害を負っていた。
おんぷ
まるでプロモーションビデオのような音楽に乗せたポップな映像をはさみ込みながらおしゃれな映画を目指しているのかなと思わせるのですが、僕の感性にはいまひとつ合いませんでした。見所は池脇千鶴さんの鬼気迫るような迫真の演技でしょうが、それ以外に面白いところがあるかというとほとんどナシ。正直退屈な映画でした。
大人になってから初めて姉の存在を知るなんてことや、その姉が精神的な病気を抱えていて、しかも同居しなくてはならないなんて状況、更に自分も身体的な障害を抱えているという事情も含めれば、その背負い込む荷物の大きさはとてつもないものだと思うのだけど、その重さが全然感じ取れないのでは話に入り込むことはできないかなと思います。なんかサラッとしているんだよね。80分くらいの短い映画なのだけど、ちょっとその時間では描ききれていない感じです。ただこれがもっと長くなったら面白くなったかというと、そうでもないと思うけどね。
(DVD)
2009.1.10
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