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「親指さがし」☆☆☆☆

監督:熊澤尚人
脚本:熊澤尚人 まなべゆきこ 高橋泉
出演:三宅 健 伊藤 歩 松山ケンイチ 永井流奈 尾上寛之 品川 徹 春海四方 斎藤 歩 野澤祐樹 小野明日香 佐野史郎 手塚理美

  

 小学6年生の武たち6人は廃墟のホテルの屋上で輪になっておまじないを唱える“親指さがし”遊びをするが、閉じていた目を開くと仲間の一人の由美子の姿が消えていた。8年後、同窓会で再会した残りの五人は親指さがしで消えた子供は大人になって帰って来て、その謎を解かないと全員が死ぬと知る。そして一人の死体が発見され、その親指は切断されていた。

 私が好きなタイプの謎解き型のミステリーホラー。由美子はなぜ消えたのか、親指さがしとはなんなのか、なぜ彼らはねらわれるのか、そしてどうすれば死を回避できるのか。物語上のトリックは多少どこかで観たことのあるようなものが含まれているものの、この展開の中ではかなり意外で、しかも2重3重に入り組んでいるのでこの真相をすべて予想しきるのはまあ無理でしょう。僕はこういった内容のストーリーをウンウン考えながら観るのが結構好きなほうなので、この映画もとても楽しめました。真相が分かったときには気持ちよく驚けたしね。

 本人の素顔を知らず、かつ予備知識なくこの映画を観て、仲間の一人の坊主頭でメガネの青年を「DEATH NOTE」のLだと分かる人はいないんじゃないか。(笑) つくづく松山ケンイチくんのLの演技は凄かったと知る。おっとりギャル系の永井流奈さんが(「疾走」のときと同じような演技なれど)なかなか印象深い。伊藤歩さんもいいし、初めて演技を見た気がする主演のV6三宅健くんも悪くないね。
 「ニライカナイからの手紙」「虹の女神」とはまた違う世界を描いた熊澤監督には今後も期待です。

2007.2.2


 

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