「ピンポン」


監督:曽利文彦
脚本:宮藤官九郎
出演:窪塚洋介 ARATA サム・リー 中村獅童 大倉孝二 竹中直人 夏木マリ


 観た後会社の女の子に、「『ウォーターボーイズ』とどちらが面白かった(笑えた)ですか」みたいな事を聞かれました。おいおい並べるような映画では無いと思うよ。でもなんか、めちゃくちゃ笑える映画に思われているふしがあるのね。宣伝や予告編の派手なアクションや窪塚くんのいい回しとかだけ観てるとそう見えちゃうのかな。この映画って男の友情と戦いを描いた言わばスポコンの王道みたいな映画だと思うに。

 CGすごいですね。卓球のシーン、確かに大迫力。CGと分かってなかったらどうやって撮ったんだろう(どれだけ練習したんだろう)というようなカットばかり。大特撮SF大作に使われるのもいいけど、こういう使われ方が一番CGとしての価値があるのではないかと思います。

 主人公のペコ。僕はあまり好きではありません。キャラクタとしても、主人公としてはちょっと弱いかと。たしかにストーリーは彼を中心に回っているんだけど彼を巡る展開はありふれていて、むしろ僕はスマイルやドラゴン、チャイナといった脇役連のほうにものすごい魅力を感じてしまいました。彼らにはドラマがある。特にドラゴンには惹きこまれました。彼らがいて、彼らが戦っているからこそ、この映画はとても面白いのです。

 原作は未読です。スピリッツで連載中は(毎週買っていたのに)絵に馴染めずに飛ばしてしまっていました。読んだ友人によると各人かなり似ているとのこと。特にアクマはそっくりなんだって。絵だけ、また見て確認しておきます。(笑)