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「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ」☆☆☆

監督:湯山邦彦
脚本:園田英樹
出演(声):松本梨香、大谷育江、うえだゆうじ、KAORI、山田ふしぎ、山寺宏一、岡江久美子、菊池桃子、西野亮廣、梶原雄太、ベッキー

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 ポケモン使いの達人、ポケモンマスターを目指して修行の旅を続けている少年サトシと仲間たち。今回訪れた街ロータで行われたポケモンバトルでピカチュウと共に優勝し、サトシはその年の”波動の勇者”に選ばれる。その祝宴の最中、城の中でポケモンたちと遊んでいたピカチュウが行方不明になってしまう。伝説のポケモン、ミュウが現れてピカチュウを連れ去ってしまったらしい。そんな時、遠い昔城に仕えていながら長い間封印されていたポケモン、ルカリオが復活した。戦乱の際に城を離れ、それを引きとめようとした自分を封印した師アーロンに、裏切られた想いを持つルカリオ。サトシたちはピカチュウがミュウと共にいるはずの”世界の始まりの樹”にルカリオと共に向かうこととなる。

 子供につれられ、もとい、子供をつれて始めてポケモンの映画を観に行きました。テレビはやはり最近子供が好きになったこともあって時折観ていましたが、結構ながら見だったのでさほど世界観などつかみきっていませんでした。なるほど、こういう話だったのか。
 ポケモンには巨悪の存在はいないらしいですね。ロケット団なる小悪党集団はいるものの、世界を征服しようだの、サトシを殺そうだの、大金持ちになろうだのということはなく、単にポケモンを多少小ずる賢い手で集めようとしているだけなのです。サトシの周りに頻出するのはピカチュウを狙っているそうです。(多分そうだと思うけど、違ったらすまんね)
 今回も戦いの理由は、連れ去られたピカチュウを探すために、外敵からの攻撃を自浄的に回避するべく様々な仕掛けの施された伝説の聖地に足を踏み入れざるを得なくなったサトシたちがやむを得ず巻き込まれたものであって、誰が悪い訳でもありません。ピカチュウを連れ去ったミュウも、一緒に遊びたかったために行きがかり上連れて行ったに過ぎません。だれも悪くはないのです。

 感動的なのはサトシとピカチュウというのは単なるポケモンマスターとポケモン、主と従、飼い主とペットというような関係ではなく、れっきとした友情で結ばれた親友だということ。親友であるピカチュウを取り戻すために、危険を冒してでも聖地に向かおうとするサトシたちの姿は子供たちに勇気を与えるばかりでなく、一緒に来ている親たちにも大切なことをちゃんと伝えてくれています。
 また過去に主従であったアーロンとルカリオにそのとき何があったのかという点は忠義や友愛、信頼、絆といったやはり大切なものを子供たちに教えてくれています。ええ映画やー。

 ただし子供向きね。

 とはいえ、こういったお話は幼稚園児には難しかったのか、若干長めだったらしくウチの子は途中で飽きてしまいました。でも父親(僕)が観始めたものをつまらないわけでもなく途中で出ちゃうわけがないじゃん(笑)。なだめつつ最後までつき合わせました。やっぱ連れてってもらったのは僕の方でした。(^^;)

2005.8.2


 

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