「映画 ふたりはプリキュア マックスハート」☆☆☆
監督:志水淳児
脚本:羽原大介
出演(声):本名陽子 ゆかな 田中理恵 関智一 矢島晶子 池澤春菜 野沢雅子 工藤静香
4歳〜6歳の女児に限って言えば、視聴率は50%以上とのこと。まあ子供番組の世界では例えば”おかあさんといっしょ”などは未就園児のいる家庭では認知率80%以上とも言われるくらいなので他にもこの程度の番組はあるかもしれません。ただこのように、まんが祭り的なイベントでない単独のロードショーにまで世界が広かった幼児向けアニメは、そうはありません。(「ドラえもん」や「ワンピース」くらいの対象年齢層ならよくあることだけど)
そのくらいこのアニメって盛り上がってて、ハートフルコミューンなる変身グッズのおもちゃは大ヒット商品で常時品薄状態だし、幼児向け雑誌(「たのしい幼稚園」とか)の取り上げられ方もでかいです。番組自体も2年目に突入し、マックスハートのサブタイトルと共に新キャラクターのシャイニールミナスが登場。まだまだ人気は過熱しています。
そんななかでの劇場公開作は、TVとは展開の異なる番外編。プリキュアの二人とルミナスが希望の園から来た7人の使者(姿はカエルさん)と共に彼らの世界へ向かい、人間の世界も含めたすべての世界を闇に落とす力を持った宝物を奪おうとする魔女と戦うことになるお話。
これが我が家の幼稚園児の映画館デビュー作となりました。
ということで子供向けの内容ど真ん中なんですが、お父さんから観ても(笑)充分面白かったです。当然ながら相手の魔女は充分手ごわくて、何回もやられてボロボロになりながらも仲間で力をあわせて最後には打ち勝つと言う黄金パターンはなかなかうまくいっています。
プリキュアは二人いっしょでなくては変身することすらできないんだけど、「プリキュアなんてただつるんでいるだけで、一人じゃ何もできないんじゃないのか」と言われれば「二人で協力し合うことの何がいけないのよ。私たちは助け合うことの大切さを知っているわ」と仲間の素晴らしさを教えてくれる。それでいてちょっと二人が離れていた間に敵が襲ってきたりしてその弱点をきちんと描いている点など好感。その際にシャイニールミナスが一人で戦い大怪我を負うんだけど、それでもその身体でなおも戦おうとする姿など定番ながらも感動的。先の憎らしいことを言う、最初はプリキュアたちを信頼していなかったちょっと一人オオカミ的なカエル戦士くんもだんだんと彼女たちを認めていく姿もよいし、彼を含めてみな信頼しあった仲間たちとの別れなども泣いちゃうしね。
僕は好きです。場内の子供たちも(うちの娘も)満足だったでしょう。
難を言えば、幼児向けとしてはやや長いかな。70分は集中力が持たない幼稚園児が多いので、後半はちょっと泣いている子供とか通路で遊んでいる子供とかもいました。もう一展開減らしても充分成り立つ話だと思うので、50分くらいにまとめておいたほうが良かったのかも。ハム太郎とか50分くらいだから、あれは考えてあの長さなのかもね。
2005.4.22
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