「クイール」


監督:崔 洋一
脚本:丸山昇一 中村義洋
出演:小林 薫 椎名桔平 香川照之 戸田恵子 寺島しのぶ 黒谷友香 名取裕子


 観る前に浮かんだダジャレが二つ。さてなんでしょう。(笑)

 全くと言っていいほどストーリー性のない話。犬のクイールが生まれ、盲導犬になり、目の見えない飼い主と出会い、そして別れ、その後死んでいく。それだけ。犬にも登場人物にも思い入れはほとんど発生せず、ただただその事象を眺めるばかり。犬の姿に可愛さを覚えることができる人にのみ向けた、環境ビデオです。それ以外の人にはあまりお薦めせず。

 クイールと飼い主たち、調教師たちの絆を感じ取れる描写がほとんどない。クイールには何度かの別れが訪れるけど、それを哀しんでいる様子はない。新しい出逢いを喜んでいる様子もない。ただ忠実なのみ。飼い主との別れで写真に駆け寄っていくくらいのことはさせようよ。クイールに感情はないね。
 ドラマチックな展開も何もなく、ナンにも感じないつまらない映画でした。犬は可愛いけどね。

 しかし香川照之、寺島しのぶという実力派夫婦、もったいない使い方だなあ。(^^;)

 ダジャレの答え(書くなよ)。「素晴らしい映画で、画面を”食い入る”ように見いってしまった」「こんな映画観ちゃって”悔いる”なあ」さて私はどっち? (((((((((((((((((((^^;)