監督:山川直人
脚本:吉田 啓
出演:吹石一恵 斎藤 工 北川弘美 山中 聡 田中要次 武藤美幸 郡司奈未香 螢雪次朗
サブタイトルと同名の原作映画(韓国?)があるようですが、そちらは観ていません。
無線を通じて知り合った二人が、実は1979年と2001年に時代を超えて話し合っていたことがわかる。現代の男は過去の女のことが気になっているが、過去の女は今の恋愛に夢中。他愛のない話しや相談を重ねるうち、二人の思いがけない関係が判明する。
二人の関係は最初から分かってしまうものではなく、その点は○。しかしあれだと、何故二人が話せるようになったのかに意味が感じ取れないかも。例えばもう死んでしまっていた母親だったとか、二人が話すことによって運命が変り大きな災難が回避され、その結果男のほうが生まれることができたとか、過去の女と話すことによって男のほうの人生が大きく変って現在の彼女の人生にも影響が出る、とかでないと、この現象自体に説明がつかないよね。(ってこれらではないとバラして?ごめんね) 僕の見落しかもしれないけど、二人が話すことによって、何も二人の人生は変っていない。ちょっと意識が変ったくらいでしょう。二人が話せるように選ばれたのは、単なる偶然? これでは感動できませんね。
あと二人が時を隔てていると分かるのが、「17回生と18回生でしょ」「え?僕は39回生だよ?」「じゃあ2001年に卒業する39回生?」(数字はうろ覚え)みたいな説明的なセリフ。だれもそんなこと日常じゃ言わないって。(^^;)
男のほうに付きまとう彼女の描写とか、女のほうの友人のキャラとか、なんとなく流れる映画の雰囲気とか、77分間という上映時間の潔さなどは別に嫌いじゃないのですが、細かいことも気になる映画でした。