監督:那須博之
脚本:
出演:安倍なつみ 中澤裕子 後藤真希 市井紗耶香 松坂慶子
「LOVEマシーン」は名曲だ。90年代、いや1000年代を締めくくるに相応しい勢いを持った曲でした。最近の「ハッピーサマーウエディング」も頭の中でよくローテーションしている。プッチモニの「ちょこっとLOVE」やあか組4の「赤い日記帳」もよかった。と言うわけで私はモーニング娘。(とそのゆかいな仲間たち)に結構はまっているらしい(笑)。そう言うわけでこの映画もわりと楽しみにしていました。と言ってもさほど内容に期待していたわけではないのですが、、、。(^^;)
この映画、作り手に、「映画」を作っているんだというポリシーが感じられないです。それが一番顕著なのはやはり終盤の駅伝のシーンでしょう。なんでそこだけいきなりビデオになっちゃうのよ。機動性とかを考えてのことなんだろうけど、あれなら全編ビデオの方がマシですね。せめてもう少し画質のいいビデオを使ってくれ。
またわざわざ本物の駅伝大会に出ていることの意味も映画自体からは感じられないです。っていうか逆に映画としては質を下げてるとしか思えません。ただの一参加団体を追いかけて走る観客やカメラ車、優勝したわけでもない平凡なチームにスタジアム全体から贈られる拍手など、普通に考えたら納得のいかないことばかりでした。だったらあのチームに世間が注目を集めるような設定をおかないとね。安部なつみさんの家庭をマスコミがおもしろおかしく騒ぎたてようとしているとか、あの外人ランナーがいきなり現れて応援して注目されたとかさー。
それにただ走っているのを写しているだけで演出もないので単純に感動もしない。完走したのは知ってるわけだしハラハラもない。この映画の一番話題性のあるシーンがこの駅伝であるはずだけど、とにかく一番つまらないシーンになっちゃっているのです。
でもまあ完走したのは確からしいし少しは褒めてもあげたい。あれだけ忙しい中、歌って踊って、かつ走っているのだからそれなりにみんな基礎体力はあるんでしょうね。
それにしても斎藤洋介さんと市井紗弥香さんの親子関係はもう少し突っ込み甲斐のあるネタだと思うんだけど、安部さんちに時間をとられちゃったせいか、あまりにもあっさり描かれているのがちょっと残念でした。
また飯田香織さんとバスケ部員達はいつの間に和解したんだろう。それに同じバスケ部から飛び出した市井さんとは和解しないの?(^^;)
うーん、いろいろ描写が足りないなあ。
と、いろいろ不満点も多く大した映画ではないのですが、いまが旬のモーニング娘。であるからそれなりにみんなかわいいし、なんとなく憎めないのが本音(^^;)。ファンであれば見所も多い映画なのかもしれないですね。ま、アイドル映画ってそういうものよね。
ところでラストの新メンバー紹介シーンはどういう意味?いまいち解らなかった。あと、なんでこの映画、タイトルが「ピンチランナー」なんでっしゃろ?(^^;)