「偶然にも最悪な少年」


監督:グ・スーヨン
脚本:具光然
出演:市原隼人 中島美嘉 矢沢 心 池内博之 蒼井 優 岡田義徳 風吹ジュン 余貴美子 柄本 明 塚本高史 ともさかりえ 大滝秀治


 まず僕は脱ぐべきシーンを脱がないで済ませるのが嫌いです。姉と弟が二人で下着姿でいろいろバカやってるシーンがあるのですが、僕はこれがやっちゃった後のシーンもしくはこれからしちゃうというシーンなのか、ただ単に変な姉弟が下着になって戯れているだけなのか、映画を観おわっても結局分かりませんでした。本当になに考えているか分からないような二人だしね。二人が関係してしまっていたのかどうかは結構重要なポイントだったようにも思うのだけど、結局僕には伝わらなかったのです。ずっと疑問でした。でも観終った後にこの映画に関する記事を読んだら近親相姦の文字。あれは関係した後だったようですね。
 それでなんで分からなかったかというと、姉ちゃんがブラジャーしているからなのよ。パンツは分かるよ。終わったらはくよ。ふたりが純愛の末に結ばれたようなカップルならブラジャーすぐつけるのも分かるよ。でも近親相姦してしまってその後もあっけらかんとバカ言い合っているような二人で、ブラジャーしないでしょう。しないしない。だからあのシーンに説得力がないのよ。あそこは外しとかなくてはダメでしょう。外せよ。いや、マジに。

 と、そんな所を評価ポイントにするわけではないけど(^^;)、僕はこの映画は面白くありませんでした。最初にいきなり池内さんがギャグで外した所でやばいなと思ったのですが、結局最初から最後まで全然乗れませんでした。
 刺激的な楽しい映像を繋げようとしているのは分かるんだけど、ただそれだけでしょう。ギャグめいた部分はぜんぜん笑えなかったし、この映画の独特な映像とテンポについていけなかった僕には退屈な時間でした。

 ところでこの映画は、先に書いた近親相姦のほかに、人種差別、死体の扱い、少年犯罪などが問題となり、脚本段階でずいぶん手直しを映倫から指示されたそうです。製作者側はR−18も覚悟したとのこと。しかし結局出来た映画はそのテーマの割にはソフトになり、映倫もPG−12で良いという判断になったそうです。
 まあ、なんて言うか、よく分からなかっただけかもしれません。(^^;)

 しかし主演の市原くんの存在感は悪くはない。イライラするけどね。中島さんはあまり演技をしているようには見えない。豪華過ぎるゲスト陣は意味がない人も多いね。前田愛さんとかサトエリさんとか、何で出ているんでしょか。本当にゲストでしたね。