「さくや 妖怪伝」


監督:原口智生
脚本:
光益公映
出演:
安藤希 山内秀一 嶋田久作 逆木圭一郎 黒田勇樹

 希望の望の字がのぞみと読むのは誰でも知ってるけど、希の字ものぞみと読めることを知っている人は少ないらしく、安藤希を紹介する記事にはかならず振り仮名がふってある。モーニング娘。の辻希美もたいてい振り仮名がふってある。ま、そんなことはこの映画には関係ないのだけど、なんか気になって。(^^;)

 惜しい映画だなーと思います。たしかにラストの大決戦の映像は迫力があってそこだけ見ればかなり完成度も高い。しかしながらそれ以外はどうにも歯がゆいばかりの展開が目立ってしまいました。どうもラストにばかり気合いを入れすぎて、他のシーンには力を抜きすぎてしまったかのよう。
 ラスト以外のバトルは何となくカッコ良くないし、さくやと弟カッパ君や忍者2人とのやり取りもどことなく不自然さがヒシヒシ。妖怪たちが彼女らの旅に合わせてのみ登場するように思えて画面の外でどんな悪さをしているのかよく分からないし、そもそもなんで彼女らだけで旅をしているのかもよう分からない。なんか決められた一本の筋立て以外の話の展開は全く望めない安っぽいロールプレイングゲームを眺めているような感じでした。
 それにしても目玉一つ動かないでピアノ線でつるされただけの妖怪なんてやめてほしいです。(^^;)

 ただし安藤希さんはきりっとした眼がたいへん印象的でなかなかのはまり役。これからも役に恵まれれば期待できそうです。それにしても黒田勇樹クンは変だった。(笑)