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「青春の殺人者」☆☆☆

監督:長谷川和彦
脚本:田村孟
出演:水谷豊 原田美枝子 内田良平 市原悦子 白川和子 桃井かおり

  
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 恋人のケイ子との関係を両親に反対された順は、衝動的に父親を刺し殺してしまう。その現場を見た母親は一旦は事実を隠して母子で生きていこうと言うが、次第に状況が混乱し結局は順に刺されてしまう。順とケイ子の二人は死体を海に沈めたあと、あてどなく流離う。

 1976年キネ旬1位。ああ確かにキネ旬っぽいね。ってうまくは言い表せないんだけど、キネ旬ってこういう一見普通の主人公が日常と非日常の合間に追い詰められたことでどう行動するのかをじっくりと描くような映画が好きだもんね。「GO」「美しい夏、キリシマ」「顔」「誰も知らない」「あ、春」なんかみんなそう。昔からそうなんだね。

 世代的にマッチしていないからか単純に性格的なものかは分からないけど、僕には親を殺してしまう過程やその後のイライラ感にあまり馴染めなくて単なる乾いた青春物語程度にしか思えず、歴史的な評価や監督の神話的存在感から貴重なものを観たという満足感はあるんだけど、そういうものを取り除けば特に面白いということはありませんでした。市原悦子さんの迫力には圧倒されたけどね。
 ただ主人公の恋人ケイ子が強く印象に残って彼女を観ているのがとても幸せでした。可愛いし、脱ぐとめちゃくちゃスタイルもいい。うまいしね。あーこんな子もいたんだなあと思っていたらエンディングで原田美枝子さんと知ってビックリ。全然気がつきませんでした。当時17歳? あの頃に出会いたかったです。(笑)

 あとわりと小さい役で桃井かおりさんが出ていてまたびっくり。(笑)

2006.6.15


 

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