「シャ乱Qの演歌の花道」


監督:滝田洋二郎
脚本:
出演:つんく たいせー まこと はたけ 陣内孝則 瀬戸朝香

 涙が出るくらい面白い映画でした。こんな映画が僕は大好きです。(^^)  シャ乱Qと言うバンドは歌の世界でも個性的な存在としてその位置を確立していると言えるでしょう。あのキャラクターは好き嫌いあるでしょうが、この映画では実に上手く彼らを使っていますね。本当に彼ら、金と女(スケベ)が似合うもの。(笑)
 彼等の脇に回った陣内孝則さんが凄くいい。本当にいい。ああいったキザで自意識過剰の嫌な先輩歌手をあれだけ乗りまくってできる人って多分他にはいない。おばちゃんたちにきゃーきゃー騒がれまくって実に気持ち良さそうだったし。歌う姿も僕らが認識している演歌歌手をデフォルメしているのが最高。演歌歌手って、ああ言うふうに見えたりもするよね〜。
 乱之介が瀬戸朝香さんに惚れるくだりや「覆面太郎」としてデビューしてしまうところなんかは実に分かりやすくて思わず笑ってしまう。その後の展開も大笑いの連続。尾藤イサオさん演ずる先輩歌手が歌を歌うたびに大雨になるところも大いに笑わせてもらいました。
 残念だったのはこの映画には恋の行方と音楽大賞の行方の2つのオチが用意されているんだけど、どちらも容易にそれがわかってしまったこと。もうひと捻りあってもよかったかも。
 「音楽にジャンルは関係ない」と言うのは僕も常々思っていることで、ロックも歌謡曲も演歌もみんないいものはいいのです。シャ乱Qの曲にもいいものとたいしたことないのがあるけど、乱之介が歌った「虹色橋」は名曲だ〜。あれなら僕もカラオケで歌いたい!