監督:篠原哲雄
脚本:大森寿美男
出演:松田龍平 池内博之 安藤政信 斉藤陽一郎 村田充 樋口可南子 岸本加世子 森尾由美 細川ふみえ 鈴木砂羽 内田春菊 市川実和子 古田新太 原田芳雄
仲間の1人がおばさんを殺してしまった。おばさんの仲間たちは殺した相手を突き止め、復讐を遂げる。仲間を殺された少年たちは、おばさんに復讐を遂げ、おばさんたちは再び少年たちに復習を、、、と、少年達とおばさん達の大戦争に発展する。戦争はどんどんエスカレートし、果てには街中すべてを巻き込んだ結末に。そのエスカレートのしかたは、まあ面白い。きっかけは片方にあれど、結局はどっちが正しいわけではないその戦争は実際の国どおしの戦争と大差はないでしょう。ああやって、憎しみが憎しみを生んで収拾つかなくなるんでしょうな。
しかしこれ、なんかテンポが悪いんですよね。ドンドン発展していく展開なのに、スピード感がやや足りなくないか? 原作からの引用と思われるけど、歌謡曲の挟みこみ方もなんか不自然に思う。最初のピンキーとキラーズは面白かったけど、あとはどうも要らない感じ。
ものすごく気になった点。おばさんの1人が殺される際、殺される直前に他の件で精神的に打ちのめされてから殺されるが、そのショックと死との関連性が全くないのはいかがなものでしょうか。何故あそこで彼女を打ちのめす必要があるのかなあ。幸せな瞬間に殺されるから意味があるように思う。落ち込んでいるときに死ぬなら自殺でしょう。殺すつもりだったのに、その直前に死なれてしまった。しかしおばさん達はその死を少年達によるものと誤解し、復讐をエスカレートさせる。しかし本当のところはそうではなかった、、、なんて展開なら分かるよ。でもあれは僕には意味が分かりません。
戦闘の内容がどんどん大きくなっていくのは面白いけど、どうせなら惑星破壊位の大風呂敷を広げてもよかったかもね。どうせ途中からは夢物語なんだから。最後には1対1になるってのが定番だと追うけど、それもなし。
観ている間はそうでもなかったけど、振り合えるとあまり面白くなかった様な気がしてきた。残らない映画だ。