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2004年5月以降 人目のご訪問者です。('96.8〜'04.05・・・130,000人位)

「ストロベリーショートケイクス」☆☆☆☆

監督:矢崎仁司
脚本:狗飼恭子
出演:池脇千鶴 中越典子 中村優子 岩瀬塔子 安藤政信 加瀬亮 前田綾花 宮下ともみ 桂亜沙美 高橋真唯 趙[王民]和 奥村公延 中原ひとみ 村杉蝉之介 伊藤清美 諏訪太朗 高取 英 保坂和志 戌井昭人 いしのようこ 矢島健一

 デートクラブの電話受付のバイトをしている里子は新しい恋をしたいといつも思っている。そのクラブで働く秋代は好きな男がいながらも、想いは伝わらないと知っている。OLのちひろは新しい恋人が出来た。そのルームメイトでイラストレーターの塔子はどことなくやりきれない想いを抱えている。4人はそれぞれ悩みながらもそれぞれに日常を生きていた。

 80年「風たちの午後」92年「三月のライオン」2000年「花を摘む少女と虫を殺す少女」(←未見)と26年間で3本しか商業映画を残していない超寡作映画監督矢崎仁司の新作。個人的には「三月のライオン」の監督として伝説の映画監督であります。「風たちの午後」も死ぬまでにもう一度観たいと思っています。
 細かい事件はいくつかあるものの、物語全体の核をなすような大きな事件はなし。4人の女たちの日々の暮らしと悩みと苦しみ、そして生きる力を映し出していくストーリー。よかったです。
 おそらくは女の人の方が共感できる部分もあるのかな。男の僕としてはその苦しみかたとかいまいち理解し切れない部分もあるし、こんな女たちとはつきあいたくないなと思う部分もありながらも、きっと僕には気がつかない、僕のようなやつには見せない女性特有の姿だったりするんだろうなとも思う。きっと世の中の女の子たちって、あんなものかもしれない。
 中村優子さんの秋代や岩瀬塔子さんの塔子などの苦しみ方はその理由も含めてよく分かっちゃう気がするし、池脇千鶴さんの里子が神様にお願いする内容とか爆笑。うんうんうん。中越典子さん演じるちひろなんか、映画の中じゃあ結構引いてしまうような描写もあるんだけど、たぶん実際に逢ったらコロっと好きになっちゃったりしそう。(笑)
 大きな起伏もない割には最後まで全く飽きることなく観れました。矢崎仁司はやはり素晴らしい。

 けっこうハードな濡れ場があってR−15指定。男も女も楽しめるってか。(^^;)

 ところで塔子役の岩瀬塔子さんって、原作マンガを描いた魚喃キリコさんなんだってね。びっくり。ヌードやら自慰シーンやらもある驚きの映画初出演でした。

2006.12.20


 

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