「サマータイムマシンブルース」☆☆☆☆☆
監督:本広克行
脚本:上田誠
出演:瑛太 上野樹里 与座嘉秋 川岡大次郎 ムロツヨシ 永野宗典 本多力 真木よう子 佐々木蔵之介 升毅 三上市朗 楠見薫 川下大洋
面白い!!! こーゆーの大好きなんだよなあ。
リモコンを前日壊してしまい、クーラーが使えなくなった夏休み中の大学のSF研究部部室。暑さにあえぐSF研メンバー5人と写真部員2人の目の前に、突如タイムマシンが現れた。どうもこれは本物らしいと知った部員たちは、とりあえずは昨日に戻って壊れる前のクーラーのリモコンを取って来ようということになり、昨日に旅立つこととする。無事リモコンはゲット。しかしもし過去を変えたらタイムパラドックスから現在が消滅するかもしれないと知り、急遽”無事、リモコンが壊れるように”過去と現在を往復しながら奮闘することとなる。
こんな気軽に観れて、ドタバタしていながらも筋道がはっきりしていて、この後どうなるんだろうと言う先の展開が楽しみで仕方なく、パズル的に事実が一つ一つ積み重なっていくさまがとても気持ちよく、伏線の張り方がとても丁寧でしっかりしていて、登場人物のキャラクタの付け方、たち方も見事で、とことんまで笑わせてくれるし、淡い恋愛感情の動きとかもよいし、何一つとして不満のない、とにかく素晴らしい映画はめずらしい!!! この夏一番の大収穫です。とにかく幸せな2時間でした。嬉しさと切なさと残酷さの微妙に融合したラストシーンも秀逸だよなあ。
やっぱ映画は何十億もかけなくても、脚本と監督、出演者がしっかりしていればこんなにすごいものが撮れるという見本ですなあ。
ところで僕はSF好きと言うほどではないですが、タイムリープもの、タイムパラドックスものは結構好きです。生涯ベストワン「時をかける少女」もそうですし、「タイムリープ」(これにも川岡大次郎くんが出演だ)や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ、「ドラえもん」などなどいろいろあります。ただしどの映画でもタイムパラドックスについては結構いいかげんにこじつけ的に済ましてしまうもの(「戦国自衛隊1549」とか(^^;))が多いのですが、それは誰も答えを知らないからに過ぎません。だからタイムパラドックスについて百人の意見があれば、百通りの意見があるはずです。
その僕の意見なのですが、この映画の中盤で佐々木蔵之介さんがタイムマシンについて言及する結論、そして終盤に真木よう子さんがタイムパラドックスについて言及する意見が、まさに僕の意見そのものです。ここまでばっちり劇中でのスタンスに意見があったのは初めてかもしれません。驚きました。
上野樹里さんはいままで一番可愛かった。瑛太くんは「ウォーターボーイズ」とキャラかぶってる?けどまあ好演。他のみんなもよかったよ。
2005.9.20
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