「しんぼる」☆☆☆☆
監督:松本人志
脚本:松本人志 高須光聖
出演:松本人志 デヴィッド・キンテーロ ルイス・アッチェネリ リリアン・タビア アドリアーナ・フリック カルロズ・トレーズ イヴァン・ウォン ミステルカカオ ディック・東郷 サラム・ジャーニュ
あるとき男が気がつくと窓一つ無い謎の部屋に閉じ込められていた。ふと見ると壁や床には無数の突起物がある。方やメキシコの田舎町、男は弱小ながらレスラー、エスカルゴマンとして戦っており、今日も試合があった。しかし彼の妻は、夫がいつもとは様子が違うことに気付く。
うん、まあ面白かったよ。
僕は松本人志という人の笑いのセンスはイマイチ馴染めなくて、ダウンタウンとしての番組はたまに観るけどこの人の単独の番組をほとんど観たことがありません。なんか普段の態度もすっげー上から見下ろしているような感じがして好きじゃないし。
でもこうして映画を作ってきたりすると見過ごしておけないところが性ね。やっぱり観てしまう。(^^;) ただ前作の「大日本人」は普段感じているこの人と僕とのセンスのズレが如実に出ていてあまり楽しめなかったのだけれど、今回のこの映画はところどころつい笑っちゃったりしてなかなか楽しめました。それはやっぱり前作のようなドタバタギャグ映画ではなく、ナンセンスなシチュエーションで笑わせる作りになっているのが僕のセンスに合っているのでしょう。謎の部屋に閉じ込められた男が少しずつ条件をクリアしていって部屋を脱出しようとするくだりでは一緒になってパズルを解くような感覚がとても楽しかったです。また一見関係のなさそうな二つの話が交互する中、どうやってこれが繋がっていくのかにも興味が持てました。まさかああなるとは思わなかったけどね。(笑)
最後の彼の姿はオイオイやめなさいっって感じ。(^^;)
ただこの映画で一番不満なのは主演が松本さん本人だと言うことでしょう。どうしてもコメディアンっぽすぎて見るだけで一歩ひいてしまうし、質が低く感じてしまう。僕はできればこの映画をもっと本職の役者さんで作って欲しかったです。いまイメージにあるのが大森南朋さん。(笑) 大森さんにあのカツラとパジャマでこの映画に出て欲しかったなあ。(笑)
(静岡ミラノ)
2009.9.30
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