監督:西村純二
脚本:十川誠志
出演:夏実
ほとんど期待してしてなかったんですが(じゃ、観るなよ(笑))、思ったよりもとても面白かったです。
ねらいは「パトレイバー」でしょうか。原作の漫画を何回か読んだことありましたが、こんなシリアスな事件を扱ったものは無かったような気がします。もっとはちゃめちゃでパワフルなコメディという印象でした。たしか。
でもここで描かれたのはハイテクでかつ綿密に練られた計画的な組織的犯行。こんな題材にこんな原作が用いられるのね。ところどころに原作に近いギャグがちりばめられ、パワフルな主人公の活躍も原作通り。完全にバッチシと言うまではいきませんが、それなりに世界は融合している気がしました。難を言えば、欲しくない緊迫したシーンでのギャグの挿入(特にあの眼鏡の娘のオチャメぶりなど)もあったけどね。
都内を綿密にロケハンしたと思われる地理的な設定の見事さとアクションシーンのテンポの良さ(時折挟まれるストップショットがなければなお良しだったのに)はかなりのでき。なかなか楽しめる一本でした。