「タイヨウのうた」☆☆☆☆
監督:小泉徳宏
脚本:坂東賢治
出演:YUI 塚本高史 麻木久仁子 岸谷五朗 通山愛里 田中聡元 小柳友 山崎一 ふせえり 小林隆 マギー
病気のため太陽の光を浴びると死んでしまうかもしれない薫は、夜の間だけ外に出て街角でストリートライブをしていた。ある日いつも窓から見ていて憧れていた少年と知り合い親しくなるが、ライブの帰りに彼と過ごし時間を忘れたことから外で夜明けの時間を迎えてしまう。
よかった。感動しました。
こうゆう難病と恋愛をミックスした映画って星の数ほどあるけども、ウーン実は結構好きかもこのジャンル。(笑) 他愛のない恋愛模様もワクワクするし、恋愛と好きなもの(歌)で生きる力を取り戻していく姿にはジーンとさせられてしまう。軽く笑えるし、泣けるし切ないし、オーソドックスにいい映画でした。
とにかく好きなのは2回目の踏切でのシチュエーション。「ハハハ変な顔」「ひどい」「・・・」「・・・」の展開にはやられました。今年屈指の名シーンだね!
主演のYUIさんは演技は素人で確かにうまいとはいえないのだけども、最初よりも話が進むに連れてどんどん魅力が増していくのは素晴らしいね。うまいへたではなく、この役をいかに理解して表現しようとしているかでしょう。また、いままさにこのときの表現力と演技力がこの役に奇跡のごとくマッチしているのではないでしょうか。歌うときの彼女も、恋をして微笑む彼女も、気に入らなくてふくれる彼女も、みな素晴らしい。今後彼女が演技を続けていくのかは分かりませんが、おそらくはこれ以上のキラメキを放つことはそうはないんじゃないかと思います。誤解のないように言っておくけど、歌はこれからも輝き続けられると思いますけどね。実は最初歌い方があまり好きではなくてどうかなあと思っていたのに、そのうちだんだんと好きになってきちゃったよ。(笑)
また共演の塚本高史がまたいいんだこれが。クセのある役の多い彼だけど、こんなに普通のいい奴が似合うとは思ってもいなかったよ。思いが通じたと思った直後にいきなり意味不明の行動をされて戸惑う姿などは本当によかったです。
2006.7.13
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