「鳶がクルリと」☆☆☆
監督:薗田賢次
脚本:丸山昇一
出演:観月ありさ 哀川翔 宇津井健 通山愛里 塩見三省 須藤元気 風吹ジュン 品川祐 庄司智春 杉浦太雄
中野貴奈子は大会社の企画開発室でバリバリに働いていたエリートOLだったが、突然の配置転換で新規ビルにモニュメントを設置する業者を探す担当に任命される。多難の末にたどり着いた有力な鳶集団の有限会社日本晴れに作業を頼み込むが話すら聞いてもらえない。設置期限はわずかに2週間。はたして貴奈子は日本晴れに作業を引き受けてもらえるのか。
いやあ、最初から最後まで無難にそこそこ楽しめました。あまりにも無難で笑っちゃうくらい無難な映画でした。話のパターンは数十年前に確立されたものそのままで、何一つ新しいものもなく、何一つ意外性もなく、破綻もないけど革新もない。どうなっちゃうんだろうかとか、そんなんなって大丈夫かと言ったハラハラもない。心から安心しきって次の場面を待つことの映画でした。全くもっていいのか悪いのか。今の時代に即しているとはまあ言えないでしょう。逆にこの時代に来たことが新鮮な映画だったりして。(^^;)
ただし表現は多少がんばってて、画面分割やら早送りやらワイヤーアクションやらで飽きさせない点はいいかなと思います。正直退屈は全くしませんでした。
とはいえ、あそこで話が終わるとは思わなかったなあ。そこだけ意外でした。不満というほどではないけどね。
ところで鑑賞中なんとなく観月ありささん主演の映画っていつ以来かと考えてたんですが、どうも個人的には96年の「七月七日、晴れ」以来のようです。「ナースのお仕事」「ぼくんち」観てないからね。9年ぶりかぁ。すっかり大人になっちゃって。(笑) これから軽くヤバイ年代に入ってくるので、今後どういう方向に進むのか期待しています。
2005.10.23
|