監督:中原 俊
脚本:藤岡美暢
出演:安藤 希 宮崎あおい 國村 隼 藤本由佳 二宮綾香 太田千晶 渡辺 哲 藤間宇宙
殻に閉じこもりがちな高校生、登美恵は美少女、富江と出会う。彼女の奔放な振る舞いに惹きこまれる登美恵。しかし富江は登美恵の父和彦の、死んだはずの二十五年前の恋人富江その人であった。
まあ怖くはない。ちょっと気持ちの悪いシーンもあるけど、じりじりするような緊張感もなく、後にも引かない。むしろちょっとクスクス笑ってしまうような楽しいホラーにしあがっています。
何が楽しいかって言えば安藤希さん演じる富江のキャラ。そのワガママっぷりに笑ってしまった。自分を助けてくれたはずの宮崎あおいさん演じる登美恵をなじる振りまわす文句を言う。今回のキャラの場合、何度殺しても生きかえってくる展開は一種のギャグにも取れてしまうでしょう。いやあ怖いよ、はははははは、というところ。
でも彼女が魅力的なのは間違いない。親娘そろって彼女に夢中になってしまい、彼女の虜となってその意のままに気を乱してしまうという描写は説得力があります。そこに例え昔死んだはずの恋人がその姿のまま現れるという大きな不条理があったとしても、やはり彼女には夢中になってしまうのです。そんな女に出会ってみたいものですなあ。、、、いや、やっぱり出会いたくないぞ。(笑)