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「姑獲鳥の夏」☆☆

監督:実相寺昭雄
脚本:猪爪慎一
出演:堤 真一 永瀬正敏 原田知世 阿部 寛 田中麗奈 宮迫博之 いしだあゆみ すまけい 清水美砂 篠原涼子

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 妊娠20ヶ月になるもいまだ出産に至らないという病院の娘と、その妊娠とほぼ時を同じくして失踪した夫。その謎を解くべく訪れた作家とその友人の京極堂が活躍するミステリー。人気シリーズ小説の第1作の映画化。

 この小説を全く読んだことのない私は、映画を途中まで観てていてもこれが純然たるミステリーなのか、超常現象を扱ったファンタジー、ホラーの類なのか、なかなか掴めませんでした。特にトリックめいた映像が多用されていることもあって、いつ幽霊や妖怪が出てきて誰かを呪い殺し始めるのかといった感覚がずっと蔓延していました。娘が20ヶ月妊娠しているのはこの世のものではないだろうし、失踪した夫は世界の狭間に落ちたに違いないだろう。そう思い続けて鑑賞する映画でした。さて妖怪は出てきたでしょうか。

 その謎はきちんと明確に解き明かされました。その謎は非常によくできていて、謎ときにはあぁそう言うことかと感嘆することは確か。この話の中では何の違和感もありません。ただし冷静に見て、実際だったらそんなことってあるかいな?と思う部分もある。本当にあれに誰も気がつかないのか?
 あとその謎を京極堂が推理する時間もなくスラスラと解き明かしていくのもつまらない。ちょっと頭よすぎ。(笑)

 いまいちかなあ。結局あの雰囲気自体が好きじゃないんだよね。

 知世ちゃんは悪くないんだけど、ちょっとイメージ固まりすぎ、かつそれに拘りすぎかなあ。そろそろひとつくらい女優賞とか取ってほしいけど、ちょっと冒険しないと難しそう。いや、好きなんだけどね。

2005.7.31


 

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