「THE有頂天ホテル」☆☆☆☆
監督:三谷幸喜
脚本:三谷幸喜
出演:役所広司 松たか子 佐藤浩市 香取慎吾 篠原涼子 オダギリジョー 麻生久美子 YOU 生瀬勝久 戸田恵子 角野卓造 浅野和之 近藤芳正 寺島進 川平慈英 堀内敬子 梶原善 石井正則 原田美枝子 唐沢寿明 津川雅彦 伊東四朗 西田敏行
大晦日。もうすぐ年の明ける午後十時の高級ホテル。記念の授賞式と新年パーティーの準備で忙しい中、この日限りで田舎に帰る従業員の青年、汚職がばれてがけっぷちの政治家、元妻に偶然出会ってしまった副支配人、つまらないことから破局寸前の従業員カップル、富豪の愛人に間違えられたシングルマザー、本番前にブルーになり落ち込む大物歌手、ホテル内を徘徊するコールガールなどなどなどなど・・・がそれぞれの想いの中、波乱の一夜を過ごす。
うん、面白い。綿密に綿密に練りこまれた脚本はさすがだし、長回しでクルクルと動き回るカメラワークとその枠内をいっぱいに使った演技者たちの配置の見事さは一言では言い表せないほど。出演陣の豪華さ、一人一人の気合の入り方もいいし、ストーリーも面白い。小ネタや小道具の使い方も非常にうまいし、文句の付け所はないね。きちんと2時間ちょっとの話を時間通りに見せるのも見事。感服しました。
あっという間に過ぎ去ったのでどこが面白かったって言いにくいけど、松たか子さんの周りの話が僕は好きかな。あといろいろ話が回って最後にはみんな(一人除く(^^;))少しづつ前より幸せになっていくのが素晴らしい。
そう言えば昔の妻にいま何をしているのかをどうしても言えずに嘘を重ねていくという展開は、以前に三谷脚本で放映されたTV「3番テーブルの客」の発展系ですね。きっとこのネタをもう一度きちんと使いなおしたいと思っていたのかもしれません。本人だからパクリでもないし。
しかし彼がオダギリジョーであることに全然気がつかなかった。ラストのクレジットで知ってビックリ。(^^;)
2006.1.18
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