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「海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ」☆☆☆

監督:太田隆文
脚本:太田隆文
出演:佐津川愛美 谷村美月 芳賀優里亜 東亜優 波岡一喜 伊藤裕子 小西博之 三船美佳

  

 同乗した自動車が事故に遭い、ただ一人生き残った夏美の前に死んだ他の三人、マキ、理沙、美香が現れる。三人の姿は夏美にだけ見えるらしい。しかし彼女らを死に導くために現れた死神によると、三人は明後日の朝までに順々に連れていかれてしまうと分かる。彼女らはそれまでをどう過ごすのか。

 だいたいこの手の話だと、三人が消えるのはみんな同じタイミングで、みんなそれまでに満足した行動をとったうえで笑顔で泣きながら去っていくのが普通でしょう。(偏見?) しかしこの映画では事故から死ぬまでの時間に差があったとして幽霊として残された時間にも差があり、他の友人が消えていくのを見届けなくてはならなかったり、先に消えていく友達の分まで想いを抱えこまなくてはならなくなったりします。しかも先に消える友人は全く思い出を残すことができないまま連れていかれてしまったりします。なぜ彼女らは帰ってきたのか。さらに残酷な目に合うためかいとも思ってしまうほど。一見青春ファンタジーでありながらこの容赦のない展開は驚きました。
 そんな状況の中で彼女らがどう行動しどう変化していくかという点は興味深く観ることができました。ラストのまとめ方はやや演出過剰だし甘ったるく感じなくもないけど、全体的には面白かったです。

 主演四人のうち既に実績がある佐津川愛美さんと谷村美月さん、先日観た「恋する日曜日」で印象深かった芳賀優里亜さんまでは知ってたんだけど、唯一見たことのない娘が妙に可愛くてええなあと思っていたら、エンドクレジットで現時点で主演作2本が同時公開されている東亜優さんと知る。映画、観に行こうっと。(笑)

(DVD)

2007.6.7


 

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