「アンラッキーモンキー」


監督:サブ
脚本:サブ
出演:堤真一 大杉漣 吉野公香 田口トモロヲ

 サブ監督の前作「ポストマンブルース」では主人公の能天気な行動の裏で大きな流れが生じて、本人の認識の無いまま多くの人たちがあたふたする姿がとても面白かったが、この映画では主人公はその自らの行動の意味するところを認識しどんどん追い込まれていく。単に笑い飛ばしてしまうには、その姿はあまりにもキビシイ。シチュエーションは面白可笑しく語られ、描写的にも明らかなギャグとしか言えない様なカットも多い。見た目に明るい展開の中、ただただ主役の心情だけがどんどん沈んでいくのがどうしてもバランスとして受け入れられずに、結局馴染めないまま終わってしまいました。笑えない話を笑わせようとするのは難しいということかな。