「裏令嬢 恥辱の花びら」☆☆☆
監督:渡邊元嗣
脚本:山崎浩治
出演:愛葉るび 瀬戸恵子 林マリア なかみつせいじ 堀本能礼 西岡秀記
最近スランプ気味の女流官能小説家。不倫関係にある出版社社長の薦めで彼の別荘にしばらく滞在し、新作を執筆することとなる。そこへある晩、若い女が現れる。実は彼女は社長の娘で、時折父親に内緒でこの別荘を使っていると言う。そのまま滞在する彼女は管理者の老人や出入りの業者の青年に肢体をさらしたり情事にふけったりしていた。最初は疎ましく思っていた小説家の女も次第にその奔放な姿にイマジネーションを膨らまし筆が進むようになる。そこへ社長が新進の若い女性小説家を連れて現れる。その関係を目の当たりにして苦しむ小説家だったが、娘も複雑な感情でその姿を見つめていたのだった。
って、「スイミング・プール」じゃん!!! いや、途中からオリジナルストーリーに微妙に滑っていくんだけど、上のあらすじで言えば「〜筆が進むようになる」まではまんま「スイミング・プール」そのもの。つまり瀬戸恵子さんがシャーロット・ランプリングで、愛葉るびさんがリュディヴィーヌ・サニエなのだ。(笑)
今回渡辺監督はいつもの軽いタッチを抑えて比較的シリアスな雰囲気で攻めているんだけど、でも内容がこの上なくはっきりしたパロディなのでその相同性と微妙な差異に妙におかしさを覚えてしまう。シリアスであるがゆえに余計笑ってしまう。確信犯だねえ。でも「スイミング・プール」観てないと分からないからほとんどの観客はこのおかしさは分からないでしょうなあ。(ネットで検索したけどこの映画と「スイミング・プール」について言及した記事は見つからず。そもそも客層180度違うし(笑))
とにかくおかしすぎ。ピンク映画はこれだからやめられないんだよなあ。(^^;)
愛葉るびちゃんは相変わらず可愛いし、女優としてのカンもいいんじゃないかね。一般映画館で公開された「ラブキルキル」にも出演しているらしいし、今後に期待。
2005.6.28
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