「ウォーターズ」☆☆☆
監督:西村了
脚本:岡田俊平
出演:小栗旬 松尾敏伸 須賀貴匡 桐島優介 平山広行 森本亮治 葛山信吾 真中瞳 山口紗弥加 エリカ 大谷允保 高木りな 成海璃子 原田芳雄 山田辰夫 蛍雪次郎
それぞれの事情からホストになるべく面接を受けた、リョウヘイを初めとした7人の男たちだったが、店のオーナーは偽者で保証金として預けたお金を持ち逃げされる詐欺にあってしまう。店に現れた、自らも偽者オーナーに詐欺にあったという本当のオーナーとその孫娘に勧められ、その店でホストとして働くこととする7人。しかし素人集団の彼らが客を満足させることができるわけがない。一旦は打ちひしがれバラバラになる彼らだったが、いつしか店に戻り、心機一転再び店をオープンする。
ウン、なかなか面白かった。何がいいって言うのではないんだけど、バカバカしいほどのホストパフォーマンスも楽しかったし、男同士の友情物語としても単純明快でさわやかに感じたし、十分楽しめました。
前半と後半のホストテクニックにさほど差があったとは思わないけど(劇中で見ていた山口さん、エリカさんたちの反応が違うだけ)、ああゆうのは見る側の気持ちがどの程度こっちに向いているかで決まるのよね。僕は前半の集団ダンスとか笑えたし。
惜しむらくはひとつサプライズネタがあるんだけど、伏線の張りすぎかヘタなのか、途中で明らかに分かってしまったこと。僕はかなり早い段階から「こいつら怪しい」と思いながら観てしまいました。結末にはやっぱりと言う感じ。
ホスト君たちはみんなそれぞれいい味出していてましたね。真中さんや山口さんはびったり型どおりでしたが、それぞれをきっちり演じていました。ひとり見たことあるなあと思ってたら「誰がために」のエリカさんだったのにクレジットでわかってビックリ。成海さんは本当に成長期待株ですなあ。
ところで僕はホスト経験もなく(あたりまえだ)、ホストクラブに足を踏み入れたこともなく(これもあたりまえ?)、逆にホステスさんがいるお店というものも行ったことがない(!)ので、こーゆーチヤホヤされる時間をお金で買うという世界への理解はありません。ましてここに描かれるような接待で何万はおろか何十万、何百万などというお金が動くなんてことは到底理解できません。いやフーゾクで何万の金が、というのは分かるのよ。フーゾクは身体といっしょにプライドやモラルみたいなものも切り売りしているんだものね。何万かの代償の価値はあります。でもホスト(ホステス)の世界とかって、そこまで身を削っている印象がないんだよね。もちろん技術や努力は買うけど、そこまでの価値は見出せません。明らかに僕の世界とは違うなあという感じよね。
金は人を変える。この映画でもそう主張されていましたが本当にそうだよねー。僕も変わりたいです。(笑)
2006.4.20
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