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by はる
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2004年5月以降 人目のご訪問者です。('96.8〜'04.05・・・130,000人位)

「夜明けの街で」☆☆☆

監督:若松節朗
脚本:川崎いづみ
出演:岸谷五朗 深田恭子 木村多江 石黒賢 中村雅俊 萬田久子 黄川田将也 田中健

 妻ひとり子一人の幸せな生活を送っていた渡部は、成り行きから派遣で職場に来ている秋葉を家まで送ることになる。泥酔した秋葉にスーツを汚された挙句に謝らないことに怒る渡部だったが、それをきっかけにだんだんと二人の仲が縮まり、いつしか不倫の関係になってしまう。家庭が壊れることを恐れながらも秋葉に惹かれてしまう渡部は、彼女が15年まえに起きた殺人事件の関係者だと知り、困惑する。

 若くて可愛い愛人を持つのは全ての(?)男の夢の一つ。こういうの観ちゃうと燃えるね。僕も頑張らなきゃ。えっ不倫は止めましょう的なメッセージなの? もっと不倫しましょうじゃなく? エーどんな苦しみがその後待っていようとも、あんな若くて可愛くて一途な娘と不倫できるならいいじゃん。もっと刹那的にガンガン行こうよ、ガンガン。

 ただ深キョン演ずるその若くて可愛い愛人であるが、実はちょっと気持ち悪い。何か目的があって近づいてきた感がアリアリのわりにはいつ相手が逃げても仕方がないような(危険性の高そうな)謎めいたことをバンバン言うし、親や親戚に不倫相手を平気で紹介するし、そもそも出会ったときに異様にイライラしていたしね。だから不倫なんて馬鹿がするものと思っていた主人公が、不倫してしまっても仕方がないと思わせるだけのものがあまり感じられないです。若くてかわいい娘と後腐れなく不倫したいと積極的に考えるような男でないと、あの不倫地獄にはおちいらない気がするのよね。可愛いからやりたい。それ以外の気持ちで、この不倫は始まらないのではないかな。
 謎めいた設定もあり、最後に明かされることもあるにはあるのだけど、その点にはさほど驚かされず。フーンてな感じ。ラストに主人公が感じる寂しさと恐怖は、時が解決しちゃうかもね。女のほうは難しいのかもしれないけど。

(シネシティザート)

2011.10.25