「いつでも夢を」☆☆☆
監督:野村孝
脚本:下飯坂菊馬 田坂啓 吉田憲二
出演:吉永小百合 橋幸夫 浜田光夫 松原智恵子 信欣三 織田政雄 初井言栄 市川好郎 飯田蝶子 野呂圭介 内藤武敏 中村是好 木下雅弘 亀山靖博 木島一郎 紀原土耕 河瀬正敏 光沢でんすけ 芹沢辰夫 久遠利三 福田トヨ 谷川玲子 糸賀靖雄 石崎勝巳 沢井昭夫 武内悦子 有田双美子 辻野文子 本目雅昭 織田俊彦 英原譲二 雪丘恵介 澄川透 河瀬正敏 三笠鉄郎 山本房都子 秋山茂 田中昂
←(CD)

公式サイト |
夜学に通いながら工場で働く木村勝利は大企業への就職を夢見て日々努力していた。町のマドンナ三原ひかるも同じ夜学で勉強しながら看護婦の資格を取りたいと願っていた。トラックの運転手の岩下留次はそんな彼らを応援していたが、やがてひかるを好きになり、勝利と堂々といこうと誓い合う。そんな中、ようやく大企業からの求人があり、勝利は試験に挑む。
昭和38年製作。まだ若き吉永小百合さん主演で浜田光夫さん、橋幸夫さんが共演。吉永さんと橋さんの唄う同名の主題歌はレコード大賞を受賞した名曲で、ある程度以上の年齢であれば誰でも聴いたことがあり、軽く口ずさむことくらいはできるでしょう。ちなみに僕もまだ生まれていないんだけどね。
とにかく時代を感じる映画でした。酒場では流しの伴奏で客が歌い、若人たちは夜学で夢を語る。何より驚いたのが誕生日プレゼントが毛布。(^^;) その他もろもろのサプライズな描写がさらっとフツーに。ただ貧乏な工員たちはその日その日を力強く生きていこうとする層と一生ここではダメだと思い次へのステップを探す層に分かれていて、後者が目指す道が大企業に勤めることだという発想は、ある意味今の格差的な世の中にも通ずる世界ではある。
映画的な時代感としては、夜の道で10人くらいで唄いながら進むとか、トラックの背景がもろ合成だとか、なにより吉永さんや橋さんが激若だとか。(笑) 吉永さんは確かに可愛いんだけど、いまの時代だとちょっと個性が足らない気がするので、まさに時代の申し子だったのでしょう。ただし今になっても(オバちゃんになっても)ほとんど印象が変わってないのは物凄いなあ。
青春映画としては爽やかで気持ちがいいかも。ただし恋愛映画としては吉永さんに気を使いすぎか全く展開せず面白くないね。なぜそこでがばっと行かない。(笑)
(TV)
2007.9.3
|