監督:北野 武
脚本:北野 武
出演:ビートたけし 浅野忠信 大楠道代 夏川結衣 ガダルカナル・タカ 橘大五郎 大家由祐子 岸部一徳 柄本 明
海外で大きな賞を取ったりしてわりと期待したんだけど、僕の好みではありませんでした。こんなに評判がいいのがちょっと分かりません。まあしかたがない。
面白かったのはリズムに合わせて鍬を振り下ろす農民達の映像くらいかなあ。効果があるんだかないんだかよく分からない回想シーンが多く、ストーリーとしてのテンポは悪い。ギャグは滑っててるし、そもそも銀落しされた暗めの映像には合っていないでしょう。期待したタップシーンは物語とは何ら関係無く、無くても全く問題なし。というか、ないほうがいいくらい。殺陣の迫力はまあまあだけど、正直退屈な2時間でした。北野監督の映画では、一番出来が悪いんじゃないの?
座頭市というビッグネームを基本的なところからぶっ壊して組み替えなおしたその潔さは素晴らしいとは思うけどね。僕からすれば、企画そのものがちょっと無理が合ったのかも。別に盲目である絶対的な必要も無いし、「どら平太」とか「たそがれ清兵衛」のような新たな時代劇のヒーローを生み出す形でやったほうがよかったんじゃないのかねとも思いました。