監督:三池崇史
脚本:宮藤官九郎
出演:哀川 翔 鈴木京香 渡部篤郎 柄本 明 大杉 漣 内村光良 市川由衣 近藤公園 安河内ナオキ 渡辺真紀子 吉田新太 麻生久美子 袴田吉彦
隣にペチャクチャしゃべるバカ女二人組がいて、さらには携帯のライトを何分も灯けつづける(メールを打ってる)という暴挙。さすがに文句を言ったけど、一旦切れた集中力を戻すことはできませんでした。だから正当な評価にはなってないと思います。あぁ、腹の立つ。
お話の流れは僕は好き。ただの情けないオヤジだった主人公がいつしか不可思議な力を手に入れて強大な敵に立ち向かうヒーローになる。何故そんな力を手に入れられ、何故その力がどんどん増大していくのかなんてどうでもいい。ヒーローは自分が守るべきもののために理屈でなく戦うものなのだ。どんな困難があろうとも、自分を信じていればヒーローは更なる力を手に入れ、そして敵に必ず勝つのだ。そうやって僕らは多くのヒーロー達に守られてきた。ありがとう、僕らのヒーローよ。
それから過去に放映されていたTVドラマ「ゼブラ−マン」と現実との関わり方などもなかなか面白い設定だ。それになによりあのTVの映像。主題歌なんてナミダモノだね。
しかし描写はいまひとつだなあ。なんなのよ、あの宇宙人は。アニメならともかく特撮ファンはあんな実体感のない敵にワクワクしないんですよ。CG使うなとは言わないけど、もう少しマシな使い方をしようよ。やっぱ着ぐるみだよ、着ぐるみ。
あの宇宙人を含め、現実感は全くないね。それは別にいい。でも現実感ない話を徹底的にやるつもりだったら、家庭内の不和などもっとさらっとやるべきだし、母子家庭の重い現実など不要。ましてや器物破損罪ってなにさ。そこだけリアルな対応されてもねえ。加えて言えば家庭内の問題はどこいっちゃった? 息子だけでなく娘も救おうよ。(そもそも息子は救えたのかな?)
それに新しい能力を手に入れたところは描写が派手なわりに、それ以前にヒーローになるそのものはさらっと過ぎ去るのはなんか物足りない。もっと派手に登場しないとね。
最初に書いたような理由で腹立ててたので、ギャグについては残念ながらあまり笑うことができなかったのでよく分かりません。唯一笑っちゃったのはゼブラーマンナースの登場。予告で見せられていたのが残念なシーンでした。あれは隠しておかなくちゃ。
2004.2