こころの処方箋
とてもへっぽこですが短い読書感想文です。特に好きな文も掲載します。


 Vol.1 「卒業式まで死にません」/南条あや・著 (*再読:2004.7.21)

こんなにも自分の行動や気持ち、時にはツッコミを、隠さずありのまま書き記していて、飾らないピュアな人だなと思いました。だけど、面白く沢山の文字で書いた日記は、精一杯伝えようとしている彼女のSOSだったと感じました。
読んでもらう事でしか取り戻せなかった自分...愛されたい気持ち...そんな表には見えない繊細な心は、南条さんだけでなく、皆もひとりひとり持っているのではないかと思いました。
色々な人と接する事がありますが、奥の気持ちも考え、汲みとって理解して、できる限り「認めて」あげたいと思いました。そんな事を私に教えてくれたと思います。
■好きな文
・「ファイナルファンタジー[は2月11日発売です。...私はこのままなし崩しに2月11日までは生きているんでしょうね。きっと。死にたい死にたいと言いながらも...。」
―初めて読んだ時は、今まで一度もこんな風に思ったことが無く、こんなに一日一日を精一杯駆け抜けている人が居るのに、私は何を毎日送っているのだろうか。と感じました。一日を、一時間、一分を大切に感じて生きたいと思いました。
・「父は私が薬を飲んでいることに関して気に入らないようです。昔の、プールに遊びに行くような元気な私に戻って欲しいそうです。」
―お父様にとって南条さんはたった一人の娘。そして南条さんはお父様の望みを知っていながら努力しているものの、回復出来ず悩んでいる所に共感を覚えました。


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