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サンソン(Nicolas Sanson,1600〜1667)は、1652年、パリで、アジア地図帳を出版した。そのなかに、日本図“DE EILANDEN VAN JAPAN”も掲載した。 サンソンは、初版本制作の際、ダッドレー(Sir Robert Dudley)の1646年版日本地図、ヤンソン(Jan Janssonius)の1651年版日本図を基に日本列島を描いたそうである。その点からすれば、先のブロゥムの地図より古い資料で制作されたことになる。 ところが、厄介なことに、このアジア地図帳の日本地図は、2版のとき別の系統の日本地図に変更され、サンソンの没後の1683年、再度、初版当時の地図に戻して版を作り、ユトレヒトで再版されたという複雑な経過がある。 下の地図は、1683年版とされているので、最初の制作時期を基準にすれば、ブロゥムの前に展示すべきであろう。 先のブロゥムの日本列島に比べると、本州が東西に展開している。そして、北海道(IESSO,…)がまるで大陸のように描かれているのが注目される。

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